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酷暑に湯沸かしと給湯業務 普通列車の係員
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-08-02 19:30:43 | 新華社 | 編集: 王珊寧

  【華社重慶8月2日】蘭克兵さんは重慶発遵義行の5629号列車の給湯係だ。同区間は乗車チケットが安く、停車駅が多いため、この緑色の列車は川黔線の公益性の高い普通列車として利用されている。

  この普通列車は夏季特別運行体制期間には、乗客数が大幅に増え、給湯業務もよりいっそう困難なものになる。

  列車には空調も自動給湯器もないため、蘭さんが室温50度余りに達するボイラー室で沸かした湯を乗客に届けるのだ。

 

  成都鉄路局重慶旅客輸送区間5629号列車給湯係 蘭克兵さん

  朝乗車して30分もたたないうちに、服が汗でびしょ濡れになるので着替えます。また汗でびしょびしょになったら、また着替えます。

  【解説】5629号列車は、毎日定刻の午前10時40分に重慶駅を発車し、途中22の駅に停車して、午後8時に終点に到着する。蘭さんはこの間10時間近くにわたって、ボイラー室と客室車両の間を往復しながら、湯沸かし、台車を押しての搬送、給湯業務を20回以上繰り返す。

 

  成都鉄路局重慶旅客輸送区間5629号列車給湯係 蘭克兵さん

  この列車の乗客は避暑に行くお年寄りが多く、湯の摂取量も多いのです。

  毎日大体、ボイラーで沸かす1回の湯は保温タンク2個ぶんです。朝ボイラーで3回沸かして、乗客用の4つの保温タンクにボイラー2回分の湯を使い、乗務員用にボイラー1回分を使います。夏になると、摂取量はさらに増え、乗客が多い時には、1日にボイラーで6、7回沸かした量の湯が必要になります。

  【解説】高温、ボイラーの火、湯……40度を超す緑色の列車内で、蘭さんは火と一緒に仕事をしている。

 

  成都鉄路局重慶旅客輸送区間5629号列車給水係 蘭克兵さん

  どんな仕事でも、きちんとやり遂げなければなりません。乗客1人しかいなくても、きちんとサービスしなければなりません。乗客に満足してもらうことが、私たちの職務の本分なのです。(記者/于暁蘇、周文沖、黄偉)

 

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