【新華社コロンボ7月27日】中国電力建設が建設を請け負ったスリランカ中部のKMTCトンネルプロジェクトの起工式がこのほど、同国中部の現場で行われた。これに関連するモラガハカンダダムプロジェクト(Mダム)の送電開始式、カル河大型ダムプロジェクト(Kダム)の水門閉鎖式も行われた。
スリランカのシリセナ大統領やジャヤスーリヤ議長が式典に出席した。シリセナ氏はあいさつで、中国企業のスリランカの人々の生活改善に対する貢献に感謝し、スリランカはこうしたプロジェクトの建設の協力にベストを尽くし、プロジェクトが現地住民により多くの恩恵をもたらすよう望んでいると語った。
Mダムはスリランカで最大規模の水利ターミナルプロジェクトで、2018年1月8日に竣工して引き渡されていた。スリランカの電力需給逼迫(ひっぱく)状況を緩和し、現地の経済に貢献し社会の発展を促進する重要な実際的意義を有している。Kダムは現在建設中で、完成後はMダムの発電のために水を供給し、その発電能力を保証し、スリランカ中部の灌漑能力も高めるものとなる。KMTCトンネルは完成後、MダムやKダムを結び付け、ダムの水量調整や貯水、発電機能をさらに高める。
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