【新華社フランクフルト7月25日】中国新華通信社(新華社)の蔡名照社長は23、24両日、ドイツのフランクフルトで、ドイツ通信社(DPA)のクロプシュ(Kropsch)社長、EPA通信のシーレンベック社長とそれぞれ会見し、ニュース報道の技術革新の強化や、経済情報や写真分野などでの一層の協力について意見交換した。
クロプシュ社長との会談で蔡名照社長は、新華社が推進を速めているメディアの融合・発展や、ニューメディアや経済情報などの分野で継続的に行っている技術革新の試みについて紹介。世界中のメディアが現在、インターネットがもたらした巨大な変革の中にあり、ニュースの伝達は内容から形式までニューメディアのニーズに適応しなければならず、新華社は全てのメディアを網羅する新たな世界的通信社の建設を進めており、具体的な項目からDPA通信社との交流協力を強化していきたいと述べた。
クロプシュ社長は新華社の実績を高く評価した上で、ニュース報道の技術革新の面で新華社との協力を強化したいと表明。「一帯一路」の経済情報などの分野で、新華社との協力を進めることに興味があると述べた。
シーレンベック社長との会談で蔡名照社長は、世界的な連携が日増しに緊密になっており、新華社は世界の報道界と共に努力していきたいと表明。世界によりよい情報を伝達して、真実の中国に対する理解を促し、両社がニューメディアなどの分野で協力を深めることを望むと述べた。
シーレンベック社長は、新華社がすでに国際メディアを牽引する一社になっていると指摘。現在の国際写真市場の構造改革において、EPA通信は新華社を頼りにしており、両社の協力はすでに欧中間の情報交流を構成する重要な部分になっていると述べた。
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