【新華社鄭州７月２４日】中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」（鄭州）がこのほど、運行開始から５周年を迎えた。５年のうちに、初期の毎月１便は毎週往復８便にまで増加し、集荷範囲も５００キロから１５００キロに拡大、ユーラシア大陸を駆け抜ける「鉄のキャラバン」となっている。
河南省が近年打ち出した「オンラインシルクロード」の「輸送貿易一体化」戦略実施を足掛かりに、「中欧班列」（鄭州）はインターネット販売モデルをさらに革新し、「中欧班列」の力を生かした「班列購」などの電子商取引（ＥＣ）プラットフォームを構築した他に、オフライン実地展示即売体験センターを設立し、国際貿易と越境ＥＣモデルを最適化して、「輸送による貿易けん引、貿易による輸送促進」の好ましい産業相補発展構造を形成している。
「中欧班列」（鄭州）は運行開始から、顧客のニーズに適した物流モデルの形成に力を入れ、顧客の便宜を最大限に図ってきた。オンラインのブッキングサービスプラットフォーム、コンテナ管理システム、道路物流システムなど３０以上の関連情報システムを相次いで独自開発し、「デジタル化班列」を形成したほか、トラックコンテナの集荷、代理通関検査申告、ＬＣＬ貨物（コンテナ混載貨物）の集荷、到着地での通関、受取先までの配送など、一つの注文でドアツードアの全過程サービスに対応するモデルを実現した。
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