【新華社国連7月23日】中国の馬朝旭国連大使はこのほど、持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム(HLPF)2018の閣僚級会議で、国際社会が公平かつ開放的で包摂的、革新的な発展を堅持し、開発問題を突出したグローバルアジェンダと位置付け、発展途上国の開発上のボトルネック克服を重点的に支援し、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実行を積極的に推進すべきだと強調した。 馬大使は(1)公平な発展を実現し、発展の機会をより平等にすること(2)開放的な発展を堅持し、発展の成果を各当事者に行き渡らせること(3)全面的な発展を追求し、発展の基礎をより堅固にすること(4)革新的な発展を促進し、発展の潜在力を十分発揮させること―の4点が必要だと呼びかけた。
馬大使はまた、最近一国主義や保護主義がグローバル経済の成長を脅かし、世界中から広範な懸念を引き起こし、普遍的な反対に遭っていると強調。中国は一貫して一国主義や保護貿易主義に反対し、貿易関係の食い違いや問題を理性的に処理することを主張してきたと述べ、各当事国と共に自由貿易と多角的貿易体制を守り、世界各国の共通利益を断固擁護したいとの意向を示した。
馬大使はさらに、中国が革新、協調、エコ、開放、共有の発展理念を堅持し、発展に関する不均衡で不十分な問題の解決に取り組み、各当事国と共に努力して開放型世界経済を積極的に構築すると表明。多角的貿易体制と貿易ルールを擁護し、開放的かつ包摂的で、恩恵が行き渡り、バランスが取れたウィンウィンの方向へとグローバル化を発展させるのを促し、人類運命共同体の構築を共同で推進すると述べた。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事