【新華社ジャカルタ7月22日】東ティモールの首都ディリからの情報によると、中国港湾工程有限責任公司(中国港湾)が19日、首都ディリでティバール港の投資誘致会議を開き、地元の有力企業に東ティモール初となる近代化コンテナーターミナルの建設に参与するよう呼びかけた。
中国企業としては、東ティモールで行った初めての投資誘致活動となる。東ティモール政府、在東ティモール中国大使館、中国系金融機関と地元の商工会議所、公益団体、メディアの代表など80人余りが投資誘致会議に出席した。
東ティモールの運輸・通信相は席上で、「ティバール港は東ティモールの建国後、最も重要なインフラ整備事業で、就職機会を創出することはもちろん、地元企業の発展をも推進する」と、期待感を示した。
在東ティモール中国大使館の劉振華商務参事官は、中国政府はこれまで、中国企業と東ティモールとの経済貿易協力を全力で支持、推進してきており、今後も中国企業が東ティモールの建設により多く参与して欲しいと述べた。
ティバールコンテナーターミナル事業は、東ティモールの北部海岸に位置し、1期の投資総額は2億600万ドル、中国港湾が事業の総請負業者である。事業は8月末に着工、工期は32カ月を予定している。竣工後は7千TEUコンテナー船が停泊することができ、年間35万TEUを積み下ろしすることができる。
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