【新華社瀋陽7月22日】調味料を加えた後、いくらか再加熱するだけですぐに食べられる半加工食品がこのところ、中国電子商取引大手であるアリババ・グループ傘下の生鮮スーパー「盒馬鮮生」や天猫(Tmall)生鮮、京東(JDドットコム)などの電子商取引(EC)サイト上に出現している。一部のコンビニエンスストア・チェーンでも同様に、半加工食品を多く発売している。
人気の高まりにつれ、中国の多くの大手飲食ブランドが相次いで半加工食品を発売している。湘鄂情(広東料理系の飲食ブランド)が京東で啤酒鴨(アヒルのビール煮込み)や瓦罐紅焼肉(豚肉の煮込み)などを発売したほか、避風塘(香港料理系の飲食ブランド)や新雅(広東料理系の飲食ブランド)などのブランドの半加工食品も、天猫ですでに販売されている。
飲食企業だけでなく、中国のEC企業も次々と半加工食品市場に力を入れ始めている。アリババ傘下の盒馬APPには「10分でできあがり」というカテゴリーがあり、冷凍半製品、チルド食品、カット野菜、生鮮品が販売されている。
業界関係者は、半加工食品は実のところ中華料理の工業化の発展を側面から反映したものであると見ている。半加工食品の生産が裏で依存しているのは、工業化したセントラルキッチンである。セントラルキッチンは、大規模に生産をする食品工場のように、食品完成品、または半製品の加工と製造を集中的に行うことができる。ECを通して販売される半加工食品によって、調理人の腕前に対するわれわれの要求が引き下げ、人々がレストランと同じ味を自らの家庭で作り出せるようになった。
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