【新華社シドニー7月18日】オーストラリア・中国経済研究学会は16日、シドニーでシンポジウムを開催した。シンポジウムに参加したオーストラリアと中国の商学界関係者らは、中国の改革開放40年が挙げた成果は衆目の認めるところだと指摘、中国は引き続きグローバル化を推進、経済構造を適正化し、発展の前途は期待するに値する、と述べた
。 オーストラリアの元駐中国大使ジェフ・レイビー氏は「改革開放は中国に大きな経済成長をもたらし、住民の生活水準を改善した」とし、中国の改革開放は「人類史上最も偉大な経済と社会実験の一つ」で、中国の経済社会発展は大きな変化を経て、中国はすでに国際舞台で重要な力になっているとの見方を示した。
オーストラリア国立大学経済学科の宋立剛教授も「中国が改革開放40年来大きな成果を挙げたことは誰もが認めるところだ」「中国はグローバル貿易のルールを守るために多大な努力をし、グローバル化を守り、貿易構造と貿易政策の調整で輸入を拡大、国内市場の需要を推進し、グローバル経済の発展を推進している」と述べた。
シンポジウム参加者らも「中国経済は構造調整とグレードアップ(質の向上とシステム転換)を通し、より質の高い発展に向け前進している。中国は世界各国とウィンウィン(相互利益)を求め、グローバル化のために寄与することを望む。中国が進めている『一帯一路』(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)建設は多くの国々に投資チャンスをもたらしている」と述べた。
ジェフ・レイビー氏は「『一帯一路』(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)の建設はインフラ投資を必要としているオーストラリア北部地域の発展だけでなく、インフラ整備、エンジニアリングと全てのインフラ関連分野のオーストラリア企業にチャンスをもたらす」と強調した。
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