【新華社広州7月13日】科学技術企業5社の科学調査員を乗せた総合地質調査船「海洋地質8号」が11日午前、中国広東省東莞市から珠江河口海域へ向かって出港し、広東海洋革新連盟による初の海上共同科学調査活動をスタートさせた。これは、同省の海洋関連科学技術企業が、大型設備シェアメカニズムを通じて初めて行う海洋科学調査活動だ。
「海洋地質8号」は広州海洋地質調査局に属し、総トン数は6900トン、世界の海域で3D地震探査、重力測量、磁力測量などの調査作業を行う能力を持つ。
今回、珠江河口付近の海域で3日間にわたり科学調査を実施し、3Dレーザースキャナーを使った測量調査、無人船による水中地形測量調査、海洋回転磁気ロケータ衝突回避システムのテストなどを行う。
同省海洋漁業庁の王中丙庁長は、今回の科学調査活動は広東海洋革新連盟のシェアメカニズムからメリットが得たと話していた。会員23社が加盟する同連盟はシェアメカニズムを構築し、大型科学研究インフラ、重大設備、科学調査船、重点実験室、精密測定装置などを会員間で相互に利用するもの。今回の科学調査活動はこれを初めて活用する。
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