【新華社東京7月10日】2018年「文化中国・ウォーターキューブ(北京国家水泳センター)杯」海外華人中国語歌コンテスト日本地区大会が7日、東京の中国文化センターで行われ、選ばれた3名の選手が同月下旬に北京で行われる「ウォーターキューブ杯」世界大会の決勝戦に出場する。
「文化中国・ウォーターキューブ杯」海外華人中国語歌コンテストは、北京市人民政府華僑事務弁公室などが主催する公益的な大型の華僑文化交流イベントで、歌で華僑華人の思いを伝え、海外華僑華人のオリンピックへの支援、祖国への情熱を広く伝え、心に刻み、また華僑の団結力を高め、中国の夢を共に叶えることを目的としている。なお、日本地区大会の主催者は「中文導報社」となっている。
観客と盛り上がるコンテスト出場者。
2018年の日本地区大会には、5月にスタートしてから歌を愛する多くの華僑華人が参加してきた。審査委員らは2カ月間の書類選考と音源審査を経て、7日の日本地区決勝大会に出場する35人を選び出した。この35人の中には日本で生まれ育った華人青少年歌手もいれば、日本で留学、仕事をしている華僑華人歌手もいる。そして、中国大陸と香港地区から来た出場者もいれば、台湾地区出身の在日同胞もいる。また、出場者も中学生、大学生、主婦、会社員および自営業者といった幅広い層の人々が集まっているが、共通しているのは中国語の歌を歌うのが好きで、音楽に対する夢を抱いているという点だ。
著名な在日歌手で音楽関係の仕事に携わる任雁、蔡国平、郭敏、鐘皓の各氏が審査員として出席し、日本地区大会の出場者に声援を送った。