【新華社北京6月7日】中国外交部の公式サイトによると、同部の華春瑩報道官は6日の定例記者会見で記者の質問を答え、干渉と浸透は従来から中国のやり方ではないと強調した。質疑応答は次の通り。
記者:豪紙オーストラリアンによると、米議会は「中国政府と共産党の影響力に対する制裁措置法」を導入し、中国の「干渉」問題に対しオーストラリアとの協力を強め、民主国家への浸透と腐敗化を目論む中国の「シャープパワー」に対応するとしている。また、AP通信によると、ルビオ米上院議員は中国が米国内に設置した孔子学院は米国の学問の自由を脅かし、機密情報が盗まれる恐れもあり、閉校させるべきだと主張している。これらの動きを中国はどのように評価するか。
華春瑩報道官:今は相互依存が日増しに深まり、利益の融合がより緊密になるグローバルな時代だ。しかし、遺憾なことに、時代の流れに逆行し、前世紀の冷戦思考とセロサムゲームの考えに固執し他国と世界を見る、古い殻に閉じこもった時代遅れの人がまだいる。交流の扉を閉めることは、自らを世界から切り離し孤立になるということを彼らはまだ理解できていないのかもしれない。
中国は相互尊重と内政不干渉の基本的原則を一貫して堅持し、他国と友好関係を発展し、互恵ウィンウィンを求めてきている。「干渉」や「浸透」などは従来から中国のやり方ではない。一部の人たちが一日も早く偏見と先入観を捨て、自分を隔離する古い「殻」を脱して、中国と世界の発展に正しく向き合って欲しい。
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