【新華社北京６月６日】上海協力機構（ＳＣＯ）は中国上海で誕生してから現在に至るまで、すでに１７年の歳月を歩んできた。中国は創設メンバー国として、終始一貫して上海協力機構の発展推進を外交上の優先事項の１つとしてきた。機構の発展のため、理念から行動にいたる面で力強い原動力を注ぎ込み、機構の発展過程で消し去ることのできない「中国の功績」を残した。
相互信頼、互恵、平等、協商、多様な文明の尊重、共同発展を目指すという「上海精神」は、新時代の中国の特色ある大国外交の理念や気風と相通じるものがある。同機構の輪番議長国を担当したこの１年間、中国の積極的な推進のもとで、機構は重要会議や多国間の大型イベントなど、外交や経済貿易、安全保障、科学技術など広い分野を含む１６０あまりのイベントを実施し成功させた。中国が提起した「一帯一路」構想は、同機構の発展理念と相通じ、目標や追い求めるものも一致しており、機構加盟国の発展を大いに促した。 中国国内で誕生し、中国の都市名を冠し、本部を中国国内に置く唯一の地域的国際組織として、機構の歴史に刻まれた「中国の功績」は国際社会に深い印象を与えた。
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