【新華社南昌4月22日】中国江西省がこのほど開いた第1四半期経済運営に関する記者会見で、第1四半期、江西省の域内総生産は国家統計局の査定により、前年同期比9・0%増の5048億3千万元(1元=約17円)、成長率は前年同期と同じだったことが分かった。
同省統計局の韓志生副局長は、全省経済が第1四半期、安定成長を保ち、13の四半期連続で8・8%~9・2%の経済成長率を保ち、全国平均水準を上回ったと紹介した。
第1四半期、江西省の工業生産は安定し、一定規模以上の工業付加価値額は比較の基準となる価格で、前年同期に比べ8・8%増となった。投資・消費・輸出は共に好調で、固定資産投資は前年同期比12・0%増、社会消費財小売総額は前年同期比11・0%増の1709億3千万元、輸出額は前年同期比26・8%増の654億7千万元だった。
同省の産業構造は改善されつつあり、発展の質と効果も明らかに向上している。第一次・第二次・第三次産業構造の比率は前年同期の6・6:52・1:41・3から5・9:49・5:44・6になった。ハイテク産業の付加価値額は11・1%増、ハイテク製品輸出額は19・7%増の77億4千万元となった。新製品のうち、太陽電池は25・9%増、新エネルギー自動車は18・9%増、スマートフォーンは30・6%増で、共同発展の効果は増している。
また、社会民生はさらに改善され、就業は安定を保った。第1四半期、同省住民の一人当たり可処分所得は9・1%増の6160元、うち都市部住民の一人当たり可処分所得は8・0%増の8787元、農村住民の一人当たり可処分所得は9・3%増の3615元。3月末時点で、全省都市部の新規就業者数は17万2800人、失業者の再就業は5万9800人、就業困難者の就業人数は1万6千人となった。
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