【新華社北京4月16日】中国国務院国有資産監督管理委員会がこのほど、国務院新聞弁公室において中央企業2018年第1四半期経済運営状況に関する発表会を開き、同委員会副秘書長である彭華崗報道官は、中央企業は第1四半期に安定の中にも回復傾向にあり、経済運営は好調な滑り出しを見せたと発表した。中国証券網が伝えた。
彭華崗報道官によると、中央企業は第1四半期の営業収入が前年同期比8・7%増の合計6兆4千億元(1元=約17円)、3月当月の営業収入は2・8%増の2兆4千億元だった。その内、伸び率が20%を超えた企業は18社、10%を超えた企業は41社だった。電力、石炭、機械、商業貿易などの企業は増収ペースが速く、石油・石油化学、建設、交通運輸などの企業は収入が安定的増加となった。
収入の安定増加とともに、中央企業の利益も比較的速い伸び率を維持している。第1四半期の利益総額は計3770億6千万元と、前年同期比650億7千万元増、20・9%の伸びとなり、3月当月は17・8%増の1698億7千万元と、月間ベースで過去最高を更新した。その内、伸び率が20%を超えた企業は38社、10%を超えた企業は56社だった。中央企業の第1四半期の純利益は前年同期比19・4%増、親会社株主に帰属する純利益は24・2%増となり、国有資本利益率は明らかに上昇した。
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