【新華社北京2月2日】韓国の化粧品大手、アモーレパシフィックは31日、2017年第4四半期(10~12月)の業績を発表した。四半期純利益は前年同期比76・2%減と業績は低迷した。中国から韓国への観光客数が大幅に減少したことが主な要因の一つとしている。
同社が発表した財務データでは、同時期の四半期純利益は173億ウォン(約17億6千万円)で、前年同期の730億ウォンから大幅に減少した。
17年の年間純利益は前年比39・7%減の4896億ウォンで、韓国化粧品業界トップの座をLG生活健康に明け渡した。
アモーレパシフィックは業績低迷の主な要因として、韓国国内の化粧品市場が引き続き低迷したことと、韓国への中国人観光客の大幅な減少に伴い、インバウンド消費が急激に減少したことを挙げる。
韓国観光公社は22日、昨年韓国を訪れた外国人観光客数が前年比22・7%減の延べ1334万人で、うち中国人観光客数は48・3%減の延べ417万人だったと発表した。
アモーレパシフィックは今年、海外市場開拓を加速し、劣勢を挽回するという。
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