【新華社北京1月23日】中国国家出版基金企画室は22日の取材に対し、同基金が2007年7月に中国国務院の批准により設立されてから今日まで、同基金の審査、助成した出版プロジェクトが3300件を超え、全国580社以上の出版社に及んだことを明らかにした。現時点で2300件が出版され、うち500件以上で中国出版政府賞など国家が選定する賞を受賞しているという。
同基金は文化事業の普及に重要な役割を果たし、出版業界で最も影響力のある国家文化基金となった。この十年、同基金は「国家の意志の反映、優秀な文化の伝承、繁栄と発展の推進、ソフトパワーの強化」という理念に基づき、一貫して数々の優秀な出版物を世に送り出した。
「習近平 国政運営を語る」(モンゴル語、チベット語、ウイグル語、カザフ語、朝鮮語版)、「中国特色のある社会主義研究シリーズ」などの出版物では、習近平総書記の一連の重要談話精神や国政運営の新しい理念、思想と戦略が詳細に説明されている。また「中国共産党の九十年間」「動かぬ証拠」「東京裁判出版プロジェクト」などでは、中国共産党成立95周年記念、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年記念などの党と国家の重大イベントと緊密に連携し、広報面で優れた効果を発揮した。さらに、同基金の助成で「中国歴代絵画大系」「点校本・『二十四史』および『清史稿』改訂プロジェクト」、「大辞海」「中華医学百科事典」の編纂などの国家レベルの重大文化プロジェクトが順調に進められ、成果も次第に表れている。
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