【新華社北京１月６日】中国郵政集団公司は５日、「戌年」の特殊切手（２枚入り）を発行した。総額面２元４角（１元＝１０角、１元＝約１７円）、デザインのテーマは「犬守平安」（犬が平安を守る）と「家和業興」（家庭が仲睦まじく、事業が隆盛に）となっている。
十二支切手シリーズの第４弾「合家歓」のデザイン理念に沿って、中国の地犬のイメージを表現した。「犬守平安」は、キラキラ輝く目でまっすぐ前を向き、頭を高く上げ胸を張った雄犬が描かれ、今にも飛ぶように走り出し外敵から家庭を守るかのようだ。「家和業興」は、褐色の雌犬が子犬を愛情込めて見つめ、可愛らしく元気いっぱいな黒い子犬が頭を上げ立っている。母犬と子犬が寄り添い、愛情がとても深く見える。この二枚の切手には、「家庭が平安で睦まじく、国家が強くて繁栄になる」という願いが込められている。
この切手をデザインした著名な芸術家、周令釗氏は、１９５０年代から９０年代にかけて特殊切手のデザインに数多く携わり、第１弾の戌年の切手も代表作品の一つ。
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