【新華社貴陽12月10日】中国西部の省都都市の一つ、貴州省貴陽市は、中国ビッグデータの中心地「ビッグデータシリコンバレー」として、ますます多くの人の関心を引くようになった。そして今、ビッグデータ産業の急速な発展と、政府による起業・革新事業への優遇措置により、さらに多くの人材がこの地に向かいつつある。 省外からの求職者、起業家の多くも貴陽に注目している。
湖北省出身の李宇輝さんは、大学卒業後、武漢のインタネット関連会社で二年間プログラマーとして勤めてきた。李さんは現在転職を考えているが、その候補地には北京、上海、広州といった大都市のほか、成都・杭州、貴陽などの地方都市も含まれている。
「ネットで調べてみましたが、貴陽ではJava開発エンジニアの募集が非常に多く、待遇も悪くないです」と李氏は語る。 貴陽市は近年、世界初のビッグデータ交易所、中国初のビッグデータ産業開発集積地、中国初の政府データ公開モデル都市など、ビッグデータにまつわる様々な称号を得ている。同市では、中国ビッグデータ産業の大本営、資金・人材・資源の集積地、そしてそこで成功を夢見る人たちの「約束の地」としての役割をさらに鮮明に打ち出そうとしている。
貴陽市がこのほど発表した「迅速に『中国版ビッグデータシリコンバレー』建設することに関する意見」では「ビッグデータ産業の人材不足を解決するため、2020年まで5千人以上の大学院生やシニアエンジニアを確保育成し、就業人口10万人を目指す」と述べられている。
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