【新華社パリ11月17日】15日にフランス・パリで開催された博覧会国際事務局(BIE)第162回総会で、中国の代表団が2019年に開かれる北京国際園芸博覧会の最新進展状況を詳しく説明した。BIEの関係者はそろって、中国の準備業務、特に関連する法律体系の制定業務の効果を高く評価した。
BIEの中国首席代表で、中国国際貿易促進委員会副会長の王錦珍氏はスピーチの中で、現在、北京国際園芸博覧会は各方面の準備業務が迅速に進められ、会場及び付帯設備の計画制定、法律体系の制定、国内外からの誘致、宣伝活動などの面でいずれも段階的な成果をあげており、BIEメンバー国が積極的に博覧会に参加し、中国と共同で世界園芸の新たな境地と生態文明の新たな手本を作り上げることを心から歓迎すると述べた。
BIEのスティーン・クリステンセン事務局長は記者のインタビューを受け、北京国際園芸博覧会の各準備業務の安定した推進を高く称賛した。クリステンセン事務局長は、中国政府の強力な支援の下、2010年の上海世界博覧会、そして間もなく開催される2019年の北京国際園芸博覧会はいずれも、主催者側の卓越した専門水準と優れた業務効率をはっきりと示していると述べた。
BIEのディミトリ・ケルケンツェス事務次長は、北京国際園芸博覧会に心からの期待を寄せた。ケルケンツェス事務次長は、北京国際園芸博覧会は準備の最初の段階から高い効率と高い水準を維持し、業務進度を計画目標よりも前倒しすることができ、豊富な経験と強大な実力で中国は同様の大型国際イベントを開催する面のベンチマークとなると指摘した。
14日のBIE総会で、北京国際園芸博覧会の貨物通関、検査検疫、輸送・管理、博覧会業務スタッフの権益、入場規定に関する最後の3つの『特殊規約』が承認され、北京国際園芸博覧会の国際法律体系が全面的に完成した。
BIEのアラン・ピエール副事務局長・規則委員会主席は、最終的に形成された北京国際園芸博覧会の法律体系を積極的に評価した。ピエール氏は、この規範的で正確で厳密な規約制度によって、国内外の博覧会参加機関の順調な出展と北京国際園芸博覧会の開催成功の確保に堅実な基礎を据えることができ、同時に今後のその他A1類国際園芸博覧会の規約制定業務にも模範的な牽引効果を果たすだろうと指摘した。
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