【新華社マニラ11月14日】第12回東アジアサミット(EAS)が14日午後、フィリピンの首都マニラで開催された。会議に出席する各国の首脳または代表らは協力に注目し、挑戦に対応する一方で、ともに関心を寄せられた地域と国際問題についても意見交換を行った。
東南アジア諸国連合(ASEAN)の輪番議長国であるフィリピンのドゥテルテ大統領は、会議を主宰し、開幕式で次のように式辞を述べた。現在、東アジア地域は非常に複雑な挑戦に直面しており、その中、移民、環境保護、テロリズムと暴力的過激主義など多くの問題が特に深刻になっている。これは数十年前に想像しがたいことである。一方、各国がチャンスも迎えている。例えば、技術が日進月歩に発展し、地域の経済が絶えず融合する中で、東アジア地域における各国のつながりが日増しに緊密になっていることなどである。
ドゥテルテ大統領は、このような状況で、各国間の協力を促進することは、この地域における平和、安定と繁栄をより一層、推進するとの考えをあらわにした上、次のように述べた。今回の東アジアサミットにおいて、会議に参加する各国が、主に東アジア地域の発展方向を検討することとなっている。各国は東アジアサミットのメカニズムを通じて、絶えず変革していく地域安全環境の中で戦略的対話を実現することを確信している。
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