【新華社北京11月9日】中国共産党中央委員会と国務院の承認を経て、国務院金融安定発展委員会がこのほど設立され、第１次全体会議が招集された。中国共産党第１９回全国代表大会（第１９回党大会）の精神を学習・貫徹し、関連業務を研究、手配した。
第１９回党大会の精神を貫徹し、全国の金融業務会議の要求を実行するため、共産党中央委員会と国務院は、国務院金融安定発展委員会を設立し、金融の安定と改革発展の重大な問題を統括·調整する議事·協調機関とすることを決定した。その主要な職責は、共産党中央委員会と国務院の金融業務に関する戦略決定配置の実行、金融業改革発展の重大計画の審査、金融改革発展と監督管理の統括、通貨政策と金融監督管理の関連事項の調整、金融監督管理の重大事項の統括調整、金融政策と関連財政政策、産業政策などの調整、国際国内金融情勢の分析と検討判断、国際金融リスクへの対応、系統的な金融リスク防止措置と金融安定維持の重大政策研究、地方金融改革発展と監督管理の指導、金融管理部門と地方政府に対する業務監督と職務履行の責任追及などだ。
会議は、国務院金融安定発展委員会の当面の業務要点を討論して決定し、「穏中求進」（安定を維持しながら経済成長を促す）の業務基本方針を引き続き堅持し、安定的かつ健全な通貨政策を堅持し、金融監督管理と調整を強化し、統一したリスク防止能力を向上させ、実体経済に対する金融サービスをさらに促進し、国家の金融の安全をさらに保障し、金融消費者の合法的な権益をさらに保護することを強調した。
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