【新華社北京10月19日】中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策司が発表した「2017年人民元国際化報告書」(以下は『報告書』と略称)は、人民元為替レート市場化形成メカニズムをさらに充実させ、次第に為替レートの柔軟性を増し、国際通貨システムにおける人民元の安定した地位を維持していくと指摘している。新京報が伝えた。
同報告書によると、人民元を国の準備資産に収める中央銀行や通貨当局は多くなり、人民元の特別引出権(SDR)構成通貨仲間入りから満一年の現在、人民元を準備通貨に収めた国・地域はすでに60を超えた。
国際銀行間通信協会(SWIFT)が10月16日に発表したレポートによると、9月に国際決済通貨として、人民元は世界決済全体の1.85%を占め、第6位にあった。これに対し、レポートは世界GDPに占める中国経済の割合を考えてみれば、未来の国際決済において人民元の割合がさらに上昇する見込みだと指摘した。
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