【新華社北京11月6日】ロンドンエジプトのクフ王のピラミッド(別称:ギザの大ピラミッド)は、数多くの未だ解決されていない謎によって、考古学者たちをとりこにし続けてきた。ある国際研究グループは2日、素粒子物理学の探索方法によって、この巨大ピラミッド内部に未知の巨大空間を発見したことを明らかにした。
フランス、日本、エジプトの研究者達によって構成されたこのグループは、英科学誌『ネイチャー』電子版で、宇宙線μ粒子(ミュー粒子)画像測定技術を使用し、クフ王のピラミッドに対して、非侵入型的な探索を実施したことを報告した。そうした画像分析の結果から、ピラミッドの内部には、少なくとも長さ30メートル、高さ数メートルで、横断面はピラミッドの下方の大回廊に似ているような大型空間が、存在していることがわかった。
研究者達は、この空間の明確な構造と目的はいまだに不明であるが、この発見は、クフ王のピラミッドとその建造過程をさらに理解するのに役立つものであると、述べた。
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