【新華社北京11月3日】記者が中国国務院南水北調(中国南部地域の水を北部地域に引くプロジェクト)弁公室から得た情報によると、南北水調中央ルートの第1期プロジェクトが11月1日から2017-2018送水年度に入り、陶岔水路へ送られる水量は57億8400万立方メートル、各省・市への給水量は51億1700万立方メートルにそれぞれ達する計画だという。人民日報が伝えた。
中央ルート1期プロジェクトは2014年12月12日の正式な送水を開始して以来、1055日間にわたる安定した運行を保ってきている。北京、天津、石家庄、鄭州など沿線19の大中都市、5310万人の住民に恩恵をもたらしている。
中央ルート1期プロジェクトの送水が開始されてからの3年間、沿線の北京、天津、河北、河南に対する給水量が確実に増加し、生活用水の水質が明らかに改善され、地下水位の低下傾向が抑えられた。
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