新華網北京10月9日 2017年の国慶節と中秋節の休みが重なり、超大型連休は空前の魅力を見せた。中国人観光客の殺到を期待し、各国が相次ぎ、多様なサービスを打ち出し、中国大型連休のボーナスを分け合う狙いだ。中国人の海外旅行にも、一段と多様化を見せており、消費もますます理性化としている。
海外旅行に出かける中国人は急増していることから、その莫大な観光マーケットは、世界各国からの注目を集めている。超大型連休をめぐり、多くの国は次々と対策を打ち出し、中国人観光客の誘致に懸命に取り組んでいる。
フランスの公式データによると、フランスを訪れる中国人観光客のうち、個人観光客は43%を占め、2019年には、50%に達する見通しだ。旅行様式の変化は米国でも格段と、浮き彫りとなっている。若い中国人観光者は趣味が幅広く、キャンパスツアーやバスケット観戦、公演鑑賞などが新たな選択肢となっている。
中国人観光者の海外消費額は、絶えず増える一方だ。ウィーチャットやアリペイなど中国人がよく馴染んでいる決済サービスは中国人観光者と共に、海外まで広がっている。
アリペイの劉宇・欧州担当によると、欧州で、多くの国の政府機関や企業はアリペイを後押しし、中国人観光客に最もすばらしい観光の体験を与えようとしている。
モナコやフィンランド、スウェーデン、ギリシアなどの国の政府機関は今のところ、アリペイとの連携を図っている。それは、こうした現地政府が中国人の観光客や消費者をますます重視している同時に、欧州諸国が中国の優れたモバイル決済方式を認めることを、別の側面からあらわにしている。
(新華社より)
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