新華網モスクワ8月31日（記者/魏良磊 高蘭）ロシアのロステフノロギヤのセルゲイ・チェメゾフ社長はこのほど、新華社記者の特別インタビューに応じ、BRICS諸国協力の基礎は強制的ではなく自発的なものであり、中国はBRICSメカニズムにおいて唯一の地位を有していると述べた。
チェメゾフ社長は次のように述べた。BRICS諸国は強大な力と発展の願いを有する主権国家であり、それぞれが互いに協力することの実際的な価値を意識していることが、各国の協力を促進する主要な要素となっている。近年、BRICS諸国は多くの二国間及び多国間の協力プロジェクトを実施してきた。中国とロシアはBRICSメカニズムにおける重要な加盟国であり、引き続き工業、軍事技術、投資などの分野での実務協力を拡大するべきである。
チェメゾフ社長は、中国が改革開放により挙げた成果を高く評価し、30年以上にわたる高速で安定した発展を経て、中国の現在の経済規模は人々にインパクトを与えるものとなり、世界第2位の経済国、また最大の貿易国となっていると指摘。両国の貿易という観点からすると、中国はロシアの最大貿易パートナー国でもあると述べた。
チェメゾフ社長によると、ロシアもBRICS諸国の中で独特の影響力を有し、強大な軍事と工業能力という強みを持ち、国際安全分野においての影響力は巨大である。ハイテク工業グループとしてロステフノロギヤは、BRICS諸国の企業と豊かな成果をもたらす相互利益のための提携を展開することを期待し、この提携が堅実な基盤と明るい見通しを実現することを確信している。
（新華社より）
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