新華網石家庄市8月14日（記者/白林）副都心「雄安新区」の設立は習近平国家主席を核心とする共産党中央指導部が発表した重大且つ歴史的な戦略政策とみなされ、「千年の大計」として生態環境保護が重要視されている。習主席は雄安新区建設計画のうちの7つの重要任務について強調し、このうちの一つが美しい生態環境の創造で、青と緑が入り交じり、清々しく明るく、水と都市の共存を目指した生態都市の建設となっている。
河北省公安庁、保定市公安局駐雄安新区共同業務チームはこのほど、7月6日から展開している環境汚染違反犯罪行為撲滅運動の期間中に、同区内で摘発、処分された環境汚染案件が79件、逮捕された環境汚染違反容疑者が102人に達したと発表した。これらには中央指導部の汚染対策を強力に進める同区の決意が体現されている。
雄安新区の位置する地域の生態環境管理は難しく、産業の特徴から見ても、安新、容城、雄県の3県には非鉄金属、金物、プラスチック製品など、元々汚染物質の多い分野の工業・産業が集中している。企業の特徴としても小規模で、汚染物質を撒き散らす企業が多く、廃液や固体廃棄物、排気ガスの不法排出行為が頻発している。今後も様々な環境汚染行為に対する厳格な検査と防止、取り締まりを続けることが、雄安新区の生態環境を改善・確保するための大前提だといえるだろう。
目下、「美しい山河こそ、 金山、銀山に値する」の発展理念が浸透し、美しい中国の建設は重要な歩みを見せているが、深刻な環境破壊や頻発する環境災害、生態の抱える大きなストレスなどの問題が未だに顕在化していることにも目を向けなければならない。雄安新区の設立は「千年の大計」であるため、我々は環境保護を手本として、弱点の強化を加速させ、グリーン発展とグリーン生活のモデル地区を建設することで、地域の生態環境問題を解決するモデルとし、環境の質を全体的に改善させる突破口とさせねばならない。
（新華社より）
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