中国自動車工業協会が11日発表した2016年7月の中国の新車販売台数は前年同月比6.2%増の197万1000台だった。前月比では9.2%減。生産台数は前年同月比4.8%増の205万9000台、前月比では5%減だった。
生産、販売台数とも前年同月を上回ったものの、前月比では若干の減少となった。1-7月は生産、販売台数とも小幅な伸びがみられ、全体としては正常な状態に戻ったといえる。
一方、7月の新エネルギー自動車の販売台数は前年同月比55.2%増の5万6000台だった。前月比では4.4%減。生産台数は前年同月比52.6%増の5万9000台、前月比では9.8%減だった。1-7月の販売台数は前年同月比21.5%増の25万1000台、生産台数は前年同月比26.2%増の27万2000台だった。
中国自動車工業協会の陳士華 秘書長助理は、7月の新エネ車は生産、販売台数とも前月割れしたが、前年同月比では50%を上回る伸びとなったと説明。「今年に入って最も高い伸びを示した月となり、自動車市場の冴えないなかで大いに健闘したといえる」とした上で、中でも純電気自動車が新エネ車の成長エンジンになっているとの見方を示した。
(チャイナネット)
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