イランのテレビ報道によりますと、ザリーフ外相は自身が外相に再任する場合、新政権の最重要外交任務は経済外交になると示したということです。
ザリーフ外相はその際、「外交は、経済建設と社会、国民生活に寄与すべきであると考え、経済外交を強調する。そのほか、周辺諸国との関係改善も実現させるべきだ。イランはこの地域で平和で安定的な協力の道を探っていきたい」と述べた上で、「石油以外の分野での輸出や、外資や新技術の導入などはイランにとって非常に重要だ」と強調しました。
なお、今年5月、イランのローハ二大統領は支持率57%で再任を果たし、8月5日から二期目の任期が正式に始まりました。ローハ二大統領は新政権の外相にザリーフ氏を指名しましたが、正式な就任は議会の承認を得てからになります。
(中国国際放送局)
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