中国の解暁岩シリア問題特使は20日から23日にかけて、イランを訪問しました。これは、去年4月にシリア問題中国特使に就任した解暁岩氏にとって二回目のイラン訪問となります。
22日、解暁岩特使はイラン駐在中国大使館で記者会見を行いました。解特使は、「シリア情勢が今後どんなになっても、中国は国際社会とともに、問題の早期解決に知恵を出し力を貢献していく。シリア問題と地域問題において、イランは大変重要で、重要な役割を果たすことができ、また重要な影響力を持つ国である。同時に、中国にとって重要かつ全面的な戦略パートナーでもある。イランと意思疎通を保っていく」という中国政府の立場を重ねて表明しました。
5月にシリアでの「安全地帯」設置に関する覚書が調印されたことについて、解特使は「これは正しい方向に向かって歩み出した積極的な一歩で、関連各側の歓迎を受けている」と評価しました。さらに、アサド大統領の行方について、「シリアの事柄はシリア国民の解決に任せるべきで、外部勢力はこれに干渉してはならない」と指摘しました。
(中国国際放送局)
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