新華網上海7月21日(記者/何欣栄、賈遠琨)中国経済情報社と中国金融情報センター共同バルト海取引所が打ち出した『2017新華・バルト海国際輸送センター開発指数報告』が19日、上海で発表された。報告によると、シンガポール、ロンドン、香港が国際輸送センター(International Shipping Centre)ランキングの上位3位につき、上海などのアジア太平洋地域の都市の好成績が目立った。
国際運送センターの総合評価の結果によると、2017年の世界的・総合的な実力をもつ上位10位の国際運送センターはそれぞれシンガポール、ロンドン、香港、ハンブルク、上海、ドバイ、ニューヨーク、ロッテルダム、東京、アテネだった。そのうち、アジア太平洋地域の上海とドバイは自由貿易区のイノベーション駆動効果により、戦略的なランキングアップを実現させ、それぞれ5位と6位に躍進し、経済成長の低迷する欧州地域が「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」効果の恩恵を受けて、その貿易輸送が比較的安定した状態を維持し、ドイツのハンブルクが引き続き上位4位となった。
報告によると、世界ランキングの上位10位に入った国際輸送センターのうち、5つがアジア、4つが欧州、1つがアメリカ州に属していた。全体からみると、アジアと欧州の各大規模な輸送センターは急速に発展し、アジアの輸送センターの上昇傾向が極めて明確になっているのが分かる。
香港、上海がそれぞれ3位、5位についたほか、寧波—舟山、青島、広州、天津、深セン、高雄、アモイなどの都市も国際運送センターランキングの上位30位に入った。
(新華社より)
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