極地観測船「雪竜号」に20日に乗船した中国第8回北極科学観測隊が上海極地観測国内基地埠頭から出港し、北極の科学観測任務に向かった。今回の観測隊は96人からなり、観測航行距離は83日間、1万9000カイリ以上に達し、10月10日に上海港に帰還する予定だ。科技日報が伝えた。
今回の北極科学観測は、中国が初めて実施する北極事業化観測任務。内容にはマイクロプラスチック、酸化などが含まれ、いずれも初の試みだ。将来的には長期観測態勢を整え、系統的・全面的・連続的・標準化の建設を展開し、北極環境の長期業務化観測・建設作業を推進する。北極科学調査の頻度も年に1回とその頻度を高め、北極観測・開発事業で世界を猛追する。
(人民網日本語版)
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