メインダンサーの朱潔静、王佳俊と応援サポーターの草刈民代
中日国交正常化45周年を記念して、上海歌舞団による舞劇「朱鷺-toki-」の日本公演が2年ぶりに行われる。上海歌舞団のメンバーらは「『朱鷺』が中日友好の懸け橋になることを願っている」とした。国際在線が報じた。
19日、上海歌舞団の陳飛華団長とメインダンサーの朱潔静 (ジュ・ジエジン) 、王佳俊 (ワン・ジヤジュン)が東京中国文化センターで開催された製作発表記者会見に出席した。2015年に「朱鷺」の日本公演が行われた際、大きな反響を呼んだこともあり、上海歌舞団は今回の公演に70人以上のメンバーを派遣している。陳団長は、「日本公演は、中日文化の交流が深化していることの証で、両国の文化交流が永遠に続くことを願っている」と語った。
女性メインダンサー・朱潔静は、「『朱鷺』という舞劇には、アジアの美学・魅力が最初から最後まで込められている。舞台美術、照明、振り付け、ダンサー皆が全ての面で同じ気持ちだった。『朱鷺』が中日友好の懸け橋になり、この愛と平和が永遠に伝え続けられることを願っている」と語った。
男性メインダンサーの王佳俊は、「前回の公演の時、日本の皆様の暖かい心をいただくことができ感動した。あれから2年が経つが、毎日一生懸命稽古を続け、新しく『朱鷺』を練り直し、もっといいものにしてきた。朱鷺(トキ)には思い入れがある日本で、一人でも多くの人が劇場に足を運び、この舞劇を応援してくれることを願っている」と語った。
日本公演の応援サポーターに就任した、元バレリーナで女優の草刈民代も同記者会見に駆けつけ、「朱鷺」をPR。「朱鷺」の印象について、「中国人ダンサーならではの作品。動きのセンス、動きのディテールから、中国の古典的なトレーニングを受けていることが分かる。中国の舞踊の歴史が全て投影されている唯一無二の作品」と大絶賛した。
同公演は8月29日に東京で開幕し、大阪、名古屋を回り、4会場で19公演を行う予定。
(人民網日本語版)
推薦記事: