中国環境保護省の郭敬国際協力局長が20日の記者会見で、「2017年末から、廃棄したプラスチックと紙類、紡績製品を含む24種類の廃棄物の輸入を停止する」と明らかにしました。
郭敬局長は、「これまでの特定の発展段階で、一部の輸入原料の固体廃棄物は国内の資源不足を緩和する面である程度役割を果たした。しかし、中国経済と社会の発展レベルがますます向上するに伴い、原料として使用のできる固体廃棄物の輸入に、多くの問題が発生し、環境を汚染するだけでなく、人々の健康をも害した」と指摘しました。
今年4月に開かれた中央全面進化改革指導グループ第34回会議で、「外国ゴミの入国禁止と固体廃棄物輸入管理制度改革に関する実施案」が採択されました。この実施案では、法律と経済、行政の手段を総合的に運用して、固体廃棄物の輸入数を大幅に減少し、同時に国内で固体廃棄物の回収利用管理を強化し、循環経済を発展させるよう要求しています。
7月1日から、中国環境保護省は輸入廃棄物加工利用業界の環境違法行為を取り締まる行動にでました。同時に違法行為に対する調査と処理の状況を毎日発表するということです。
(中国国際放送局)
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