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中国初の空母:大海原へ 夢を現実に
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-07-18 08:39:21 | 新華網 | 編集: 王珊寧

  

  新華網北京7月18日(新華社記者/于暁泉 解放軍報記者/毛俊)中国初の空母「遼寧」号に続く、2隻目の空母が2017年4月26日、中国船舶重工集団公司の大連造船工場で進水した。

  中国人民解放軍軍事科学院の尹黎・研究員は記者のインタビューに対し、「巨大な航空機搭載プラットフォームとして空母を所有することで、制空、制海の戦闘能力を有することができ、海軍が海岸軍事基地の航空兵の戦闘半径外の防御能力を獲得したことを意味する。」と話し、「これは、海軍の総合戦闘力の現代化レベルの向上、防衛戦闘能力の強化、遠海提携と非伝統的な安全脅威への対応能力の発展において重要な意味を持つ。」と述べた。

  1985年、「遼寧」号の前身である「ヴァリャーグ」号はウクライナで建造が開始されたが、建設期間中にソ連が崩壊したため、事業は中断に追い込まれ、その後、ロシアがこれをウクライナに引き渡した。1999年、中国はこの空母を購入し、複数の機関を転々とした後、2005年4月、大連造船工場に引き渡され、設置の改造と建造が行われた。  

  2012年9月25日には、中国初の空母として、計画通りに建造と試験航行業務が完了し、正式に海軍に納品された。中央軍事委員会の承認を経て、この空母は「中国人民解放軍海軍遼寧艦」と命名され、艦番号は「16」となった。  

  「遼寧」号は全長約300メートル、幅約70メートル、竜骨から帆柱までの高さは約60メートルで、満載排水量は約6万トンだ。乗員は海軍の140以上の部隊から集められ、水上艦艇、潜水艦、航空兵、陸戦隊、護岸部隊の5種類の兵種で構成される。みな各部隊、各専門のエリートや中堅である。  

  尹黎・研究員は、「中国の空母建設の発展は、中国の軍需産業や造船業等の分野をけん引し、特に中国の経済発展、テクノロジーの力の向上、軍事力の強化にとって大きな意味を持つ。」と話した。

 

(新華社より)

 

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新華網日本語

中国初の空母:大海原へ 夢を現実に

新華網日本語 2017-07-18 08:39:21

  

  新華網北京7月18日(新華社記者/于暁泉 解放軍報記者/毛俊)中国初の空母「遼寧」号に続く、2隻目の空母が2017年4月26日、中国船舶重工集団公司の大連造船工場で進水した。

  中国人民解放軍軍事科学院の尹黎・研究員は記者のインタビューに対し、「巨大な航空機搭載プラットフォームとして空母を所有することで、制空、制海の戦闘能力を有することができ、海軍が海岸軍事基地の航空兵の戦闘半径外の防御能力を獲得したことを意味する。」と話し、「これは、海軍の総合戦闘力の現代化レベルの向上、防衛戦闘能力の強化、遠海提携と非伝統的な安全脅威への対応能力の発展において重要な意味を持つ。」と述べた。

  1985年、「遼寧」号の前身である「ヴァリャーグ」号はウクライナで建造が開始されたが、建設期間中にソ連が崩壊したため、事業は中断に追い込まれ、その後、ロシアがこれをウクライナに引き渡した。1999年、中国はこの空母を購入し、複数の機関を転々とした後、2005年4月、大連造船工場に引き渡され、設置の改造と建造が行われた。  

  2012年9月25日には、中国初の空母として、計画通りに建造と試験航行業務が完了し、正式に海軍に納品された。中央軍事委員会の承認を経て、この空母は「中国人民解放軍海軍遼寧艦」と命名され、艦番号は「16」となった。  

  「遼寧」号は全長約300メートル、幅約70メートル、竜骨から帆柱までの高さは約60メートルで、満載排水量は約6万トンだ。乗員は海軍の140以上の部隊から集められ、水上艦艇、潜水艦、航空兵、陸戦隊、護岸部隊の5種類の兵種で構成される。みな各部隊、各専門のエリートや中堅である。  

  尹黎・研究員は、「中国の空母建設の発展は、中国の軍需産業や造船業等の分野をけん引し、特に中国の経済発展、テクノロジーの力の向上、軍事力の強化にとって大きな意味を持つ。」と話した。

 

(新華社より)

 

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