新華網ドイツ・ハンブルグ7月8日(記者/沈忠浩 鄭耀敏)20カ国グループ(G20)首脳ハンブルグサミットの開催を前に、中国財政部の朱光耀副部長は6日、メディア説明会で次のように述べた。各方面は深層からの意見交換を前提に、各方面がG20ハンブルグサミットで自由貿易及び公平の原則に適切に対処するという議題において、政策的な共通認識に到達することを十分に確信している。
朱光耀副部長は次のように説明した。世界貿易機関(WTO)を核心、規則を基盤として、透明で非差別的、開放的かつ包括的な多国間貿易体制を保護することはG20杭州サミットの重要な成果だった。世界の重要な経済体として、世界の他の国と貿易関係を発展させることは、G20各メンバーの利益と一致する。
朱光耀副部長は次のように表明した。中国は世界貿易体系を含む現行の国際経済体系の積極的な参与者、建設者、貢献者、受益者だ。中国は経済グローバル化のプロセスを揺るぎない姿勢で支持する。中国が提唱する「一帯一路」構想は、共同協議、共同建設、共有の原則に根ざして、21世紀海上シルクロード沿線、シルクロード経済ベルト沿線地帯及び世界各国の人民に恩恵を与える。
朱光耀副部長はまた、次のように指摘した。G20ハンブルグサミットで、G20メンバーがマクロ経済政策を強化するために協調し、貨幣政策、財政政策、構造性改革政策を総合的に運用し、各国経済の健全かつ持続的な発展を推進することが大きなカギを握る。
朱光耀副部長は次のように述べた。中国の経済成長は安定しながら好転する傾向を維持し、中国は「三去一降一补」(過剰生産能力の削減、在庫の削減、デレバレッジ、 コストの引き下げ、弱点の補強)の重要任務の実施を含む供給側の構造性改革を断固として推進していく。また、安定成長、改革促進、構造調整、民生への還元、リスク防止との関係に正しく対処し、中国経済が健全で持続的に前に向かって発展していくことを保証する。
(新華社より)
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