新華網北京7月7日(記者/鄒偉)7月7日、全民族抗日戦争勃発80周年記念式は中国人民抗日戦争記念館で行われた。劉雲山中国共産党中央政治局常務委員・中央書記処書記は記念式に出席し、講演を行った。
劉雲山氏は講演の中で、次のように指摘した。1937年7月7日、日本侵略者は1931年に中国東北地区を侵略する「九一八」事変を起こしたことに引き続き、国内外を驚かせる盧溝橋事件を故意に起こし、全面的な中国侵略戦争を横暴にも引き起こし、全中国併呑を企んでいた。中華民族が危急存亡の瀬戸際に直面する時、中国共産党が提唱し打ち立てた抗日民族統一戦線の旗のもと、億万の中国軍民は共通の敵に向かって憤り立ち向かい、共に国を守るために闘争し、血と肉で鋼の長城を作り、外国からの侵略に反抗する壮麗な史詩をつづり上げた。盧溝橋抗戦を標識とし、中国が全民族抗戦を開始し、またこれにより、世界で初の大規模な反ファシス侵略の戦場を開拓した。
劉雲山氏は次のように強調した。14年の長きにわたる想像を絶する艱難辛苦に満ちた中国人民の抗日戦争は、民族の覚醒と団結を促進し、国家の地位と民族の運命を変え、人類の正義と世界平和を守る戦争だった。我々は全民族抗日戦争勃発80周年を記念するのは、歴史を銘記し、烈士をしのび、平和を珍重し、未来を開き、歴史的事実を擁護し、公平と正義を守り、世界の平和を守り、人類運命共同体の構築を推進するためである。我々は習近平同志を核心とする党中央の周りに団結し、中国特色ある社会主義の道を確固不動に進み、偉大なる抗日戦争の精神を発揚させ、万民の心を一つにし、一致団結して如何なる困難を克服し、初心を忘れずに引き続き進み、優れた成績で中国共産党第19回全国代表大会の開催を迎え、中華民族の偉大なる復興という中国の夢の実現と人類の平和・発展事業を推進するために奮闘しなければならない。