2019年北京国際園芸博覧会の国際館の建築プラン「花海、花傘」が13日に公表された。「花海」は多くの「花の傘」からなり、自然環境にうまく溶け込むことになる。現時点で、インド、スーダン、アルジェリアなど20ヶ国が書面で出展することを確認している。北京晨報が報じた。
国際エリアは、欧州、アフリカ、アジア、アメリカ、オセアニア、国際組織のエリアから成り、各室外展示ブースの面積は1000-3000平方メートル、室内展示ブースの面積は50-200平方メートルとなっている。
北京国際園芸博覧会事務局の葉大華副局長によると、博覧会の世界園芸展示エリアは会場の中心にあり、国際館と生活体験館の間に位置する。室内展示に使われる国際館の展示面積は計1万3200平方メートルで、建築プランは「花海、花傘」に確定している。「花海」は多くの「花の傘」からなり、正面部分と裏部分はなく、自然環境にうまく溶け込むことになる。「花の傘」は花びらのような形の鉄骨で作られ、グリーンテクノロジーを取り入れ、夕方や夜間には照明を使って、カラフルな花の海の中にいるような雰囲気を作り出す。
同局の周剣・常務副局長によると、現時点で、パークや関連施設の計画はほぼ策定済みで、公共景観や主要会場の建設が順次始まっている。同博覧会の中で最も高い場所となる天田山はその形が既にほぼできあがっている。
また、公共景観は80%が完成し、パーク内の主な会場も今年年末までにほぼ完成する予定。現時点で、約100の国や地域が出展の意向を示している。また、インドやスーダン、アルジェリア、朝鮮など20ヶ国が書面で出展することを確認している。オランダやインドなどはブースの場所を決めるために実際に会場に訪れている。その他、ドイツや英国、イタリアなどの在中国大使館の職員も、一日も早く出展の確認を行い、デザイナーを北京の会場に派遣して、ブースの場所を決めるとしている。
(人民網日本語版)
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