国連経済社会局(UNDESA)と中華エネルギー基金委員会はニューヨークの国連本部で今月11日、「『一帯一路(the belt and road)』の構想が持続可能な開発目標を促進する」ハイレベルセミナーを開催。国連の関係者や経済学者、各国の外交官など100人以上が集い、「一帯一路」構想をめぐる熱い議論が交わされた。参加者は、「一帯一路」構想は、国連の持続可能な開発目標の達成のために、新たな契機をもたらし、世界の協力・ウィンウィンを推進するための新たなモデルケースになるとの見方で一致した。人民日報が報じた。
国連で経済や社会に関する事務を担当する呉紅波・副事務総長が、「『一帯一路』構想は、インフラの分野だけでなく、人と人との関係においても、世界のつながりを強化する。『一帯一路』構想は、持続可能な開発のための2030アジェンダを実現するために大きな契機をもたらす」との見方を示すと、ミレニアム開発目標(MDGs)に関する国連事務総長特別顧問を務めるジェフリー・サックス氏も、「『一帯一路』構想は、現代経済史上で最も重要な経済発展構想の1つである」と評価している。
(人民網日本語版)
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