英国の当局者は、中国・パキスタン経済回廊(以下、中パ回廊)に注目していると表明した。英政府筋によると、英国は中パ回廊の重要な協力者になりそうだ。英国は今年5月にイスラマバードで、「中パ回廊拡大会議」を主催する。インド『Hindustan Times』紙が5日付で伝えた。
ハンス英国貿易・投資担当国務大臣が4日、ラウンドテーブルを開いた。出席者には駐パキスタン英国大使、駐英国パキスタン大使、在パキスタン英国企業代表者、政策専門家、中国の当局者、匯豊などの銀行関係者が含まれた。ハンス大臣は「英国は自由貿易の影響を受ける国で、中パが計画中の大型インフラプロジェクトを担当できる。グローバル化事業の一環として、中パ・英国企業間の貿易額を拡大する自信を深めており、同地域のチャンスをつかむ準備も整えている」と話した。
英国と中国は2015年、新興国でのビジネス協力を相互支援することで合意した。これには中国の「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)という提案が含まれる。中パ回廊は同提案の重要な部分だ。
(チャイナネット)
関連記事: