清華大学は27日、「2017年度より、本学学生は入学後、水泳テストを受ける、あるいは水泳の授業を受講して、規定の水準に達することが求められることとなった。水準に達しない者には卒業証書は授与されない(特殊な場合を除く)」という新たなルールを発表した。中国青年報が報じた。
清華大学体育部の担当者によると、大学は、4つの泳法(バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロール)のいずれか1つまたは複数で、50メートルを立ち止まらずに泳ぐという条件を学生に課することになった。新入生が入学すると、体育部は全新入生に対して水泳テストを実施する。テストに合格した学生は、水泳の授業の受講は免除される、もしくはより上級の水泳クラスへの参加が許される。水泳テストに合格しなかった学生やテストを受けなかった学生は、1年生か2年生の間に水泳初級クラスの授業を受講し、達成度テストに合格しなければならない。
同担当者は、「現在、大学生の体質や健康状態は悪化し続けている。本学学生のトレーニング習慣や大学におけるスポーツを取り巻く環境も、以前ほど盛んではなくなってきた。実のところ、学生に水泳の履修を必修とした背景には、大学側が体育を重視し、必要措置を通じて身体を鍛える環境を整え、身体を鍛える習慣を身に着けるよう学生に促そうという意図がある」と説明した。
注目すべき点は、慢性疾患、皮膚病、心理的な疾患などを患っているという理由で、その学生が水泳の授業を受講することができないという状況が発生した場合は、病院および関連部門が発行する証明資料の提出および大学教務部 体育部による審査 認定を経て、水泳の授業の代わりに他の体育の授業を受講するという措置が講じられることだ。
(人民網日本語版)
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