ハーパーコリンズと上海の出版社が「歴史的」な契約に署名したことで、英国の小学生がすぐにでも、中国の教材を使い数学を学習するようになるかもしれない。北京や上海など、中国の豊かな都市は、世界で成績が最も優秀な小学生たちを育んでいる。英国の生徒のランキングは、アジアの同世代の人々に大きく差をつけられている。20日付英ガーディアン紙が伝えた。
双方はこのほどロンドン ブックフェアで契約を締結し、ハーパーコリンズから数学の教材36種類を出版することになった。同社の責任者は「これは歴史的な契約で、中国の生徒向けに作られた教材が、そのまま(英語に)翻訳され、英国の学校で使用される」と話した。この契約は英中のより広範な事業提携の一部で、英国政府は自国の学生の数学レベルを高めようとしている。
経済協力開発機構が先ほど実施した国際調査によると、北京 上海 広州 江蘇を始めとする中国の学校の数学得点ランキングは世界5位で、英国は27位。
(チャイナネット)
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