新華網北京3月17日(記者/李志勇)中国の国家発展改革委員会は15日、全国輸送民用空港配置計画をこのほど、印刷して公布したことを明らかにした。計画によると、2020年までに民用空港の数が約260カ所まで拡充し、2025年に3大世界級空港群を形成し、2030年までに空港配置をさらに改善してカバー面をより一層拡大し、サービス水準を引き続き向上させる。
計画内容に基づき、将来的に東中西部の空港の協同発展を統一的に計画し、中西部地区の空港の数を重点的に拡充し、近隣地区が行政区画によって分割されることなく、共用する空港を合同で建設できるようにする。計画によると、2020年までに民用空港の数が約260カ所まで拡充される。北京新空港、成都新空港などの重大プロジェクトを完成して運用を開始し、一部の支線を就航する。2025年までに、3大世界級空港群、10の国際拠点、29の区域拠点を築き上げる。京津冀(北京・天津・河北省)、長三角、珠三角の世界級空港群の形成と急速な発展を通じて、北京、上海、広州空港の国際拠点としての競争力を大幅に強化していく。今後は成都、昆明、深セン、重慶、 西安、烏鲁木斉、哈爾濱などの国際拠点としての役割が大いに発揮されると見られる。2030年までに、空港配置をさらに改善してカバー面をより一層、拡大し、サービス水準を引き続き向上させる。
中南空港群は周口、荆州などの24カ所を新設し、計60カ所に拡充する。西南空港群は武隆、甘孜などの29カ所を新設し、計78カ所に拡充する。西北空港群は宝鶏、塔什庫爾干などの28カ所を新設し、計73カ所に拡充する。同時に、内モンゴル古朱日和などの38カ所の空港配置について研究を行い、長期的に輸送用空港規模を計408カ所に拡充する。
また、建設計画の中で、空港建設のための投融資ルートを広げ、政府と社会資本の協力モデル(PPP)を探索し、市場メカニズムの役割を十分に発揮して社会資本を引きつけていく。 現在、民間航空機の発展は依然として資源不足の問題に直面しており、特に空港をはじめとするインフラ整備が急速に高まる航空ニーズを満たせずにいるという。
(新華社より)
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