新華網杭州3月14日(記者/黄筱)記者が先日行われた浙江舟山群島新区の航空産業参入セミナーで確認した情報によると、浙江省舟山市の「ボーイング737完成・引き渡しセンター」が3月末に正式に着工し、2018年の末に初の飛行機が引き渡される見通しで、年間の納入機数は100機に上るという。
2016年末にボーイング社が海外に初めて設立した工場が浙江省舟山市に拠点を構えた。当工場はボーイング社と中国商用飛機有限責任公司(中国商飛)が共同で設立したボーイング737完成センターとボーイング社の単独出資によるボーイング737引き渡しセンターの2つの部分で構成されている。
舟山航空産業園は2025年までに航空産業チェーンを全面的に形成し、各種飛行機の組立、引き渡し、改装が600機以上で、飛行時間が約4万時間の産業規模を実現させ、毎年の航空機生産量700億元以上の実現を目指す。産業チェーンがもたらす経済効果は1000億元以上で、中国の民間航空製造業の新たなグロースポール(Growth Pole) となっているという。
(新華社より)
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