写真は、機内で「空中商城」を閲覧しながら買い物を楽しむ搭乗客たち。
海南航空と第三者決済サービス「支付宝(アリペイ)」、喜楽航科技株式有限公司は9日、機内モバイル決済サービスの提供が正式にスタートしたことを共同で発表した。これにより海南航空は、中国初の機内オンライン決済可能な航空会社となった。搭乗客は機内でアリペイを使ってシートのアップグレードやネットショッピングをすることが可能となる。中国新聞網が伝えた。
WiFiが装備された海南航空の飛行機に搭乗した乗客は、タブレットやノートパソコンを喜楽航が提供するWiFiに接続し、「空中商城」のページから気に入った商品をアリペイで決済することができる。
中国国内の航空会社の機内では携帯電話の使用が禁止されているため、認証コードを受け取ることができない。そこで、アリペイと喜楽航はさらに厳格な安全決済プロセスを採用した。搭乗客のプライベート情報を完全に保護するだけではなく、使用後即座に消去するシステムで情報の漏えいリスクの防止に努めた。
現在、海南航空の「ボーイング787-9」9機と「エアバスA330」6機の合計15機の旅客機がアリペイ機内モバイル決済サービスに対応しており、1週間あたり6万人以上の搭乗客の利用をカバーしている。
(人民網日本語版)
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