全国経済総合競争力研究センターの福建師範大学分センターはこのほど北京で、第11冊目となる青書「中国省レベル経済総合競争力発展報告(2015~2016年)」を発表した。それによると、全国31省・自治区・直轄市の各行政区画の経済の総合的競争力では広東省、江蘇省、北京市が上位3位に並んだ。編集者の一人・李建平さんの説明によると、「これまで国内総生産(GDP)を主要な評価基準としていたのとは異なり、この青書で確立した省レベル経済総合競争力指標システムでは社会主義市場経済の環境下での経済総合競争力に影響する各種要素が総合的に考慮されており、現時点で国内では個別指標が最も多く、体系の整った評価システムを構築したといえる。カバーする要素は、マクロ経済、産業経済、持続可能な発展、財政金融、知識経済、発展環境、政府の役割、発展水準、統一的計画・協調など多岐にわたる。GDPだけで評価すれば、トップ3は広東省、江蘇省、山東省になる」という。
(人民網日本語版)
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