国土資源省、国家安全監管総局は3月から8月にかけて、全国で炭鉱の不法採掘検査を行い、不法採掘を行う炭鉱に対しては、採掘許可証を剥奪し、廃業を命じるなど、厳しい措置で臨むことになります。
2016年9月以降、全国の炭鉱では大型事故4件が確認されており、中でも、重慶市永川区金山溝炭鉱で10月31日に起きたガス爆発事故では33人が死亡しています。
国家炭鉱安全監察局の李万疆副局長は「調査の結果、これらの事故の発生は炭鉱採掘企業の不法採掘行為との関連がみられる。こうした行為を効果的に抑止するため、今月から8月にかけて、国土資源省などの3部門が連携し、炭鉱の許可範囲外での不法採掘行為について合同取締を行う予定だ」と説明しました。
(中国国際放送局)
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