中国銀行業監督管理委員会の郭樹清主席は2日、「中国の銀行業は、不動産に対して金融規制を実施した結果、債務株式化の市場化を推し進める上で新たな成果を上げた。これはサプライサイド構造改革の拡大に利便性と保障を与えた」としました。
統計によりますと、現在中国における債務株式化は契約金額にして4300億元に達し、実施金額も400億元を超えています。これについて、郭樹清主席は「今後、市場化された債務株式化の法治化に積極的に取り組んでいく。債務株式化の対象確定や、株式化債権および株式化の際の価格や条件などについては、自らの協議により決定する方針を堅持し、レバレッジ削減を着実に推し進めるとともに、政策サポート、業務指導やリスク観測を強化していく」とし、新たな成果の獲得に期待を寄せました。
(中国国際放送局)
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