国連のグテーレス事務総長は1日、難民やイスラム圏7ヵ国出身者の入国を制限するアメリカの大統領令について、「テロからアメリカや他の国を守る最善の方法ではない。これらの措置を速やかに解除すべきだ」と述べました。
グテーレス事務総長はこの日、ニューヨークにある国連本部で記者会見を開き、「多くの場合において、難民を新たな場所に避難させることが難民保護の唯一の効果的な手段である」と示した上で、「アメリカが、もともと行っていた難民保護措置に再び取り組むよう強く望んでいる。シリアの難民がこのプロセスにおいて排除されないよう希望する」と語りました。
(中国国際放送局)
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