国連は30日、カナダのケベックシティーにあるモスクで起きた銃撃事件を非難しました。
国連のデュジャリック事務総長報道官はこの日の記者会見で、「今回の、礼拝の場を標的にした、明らかなテロの特徴を持つ行為を非難する。事件に関する調査の進捗状況を注視していく」と述べ、さらに、「多様化と包摂性の面で優れるカナダ政府とその国民は、団結を通して、宗教の名の下に起こされる対立については、それが如何なるものであれ受け容れぬであろうと信じている」と強調しました。
報道によりますと、29日夜に起きたこの事件では、すでに6人が死亡しています。また、目撃者の話では、銃を手にした容疑者3人がモスクに押し入り、モスク内の人々に向けて銃を乱射しました。なお、当時モスク内には40人余りの人々がいたとのことです。
(中国国際放送局)
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